中級講座

【あたりまえ】が怒りを生む(コアビリーフの見直し方)

なぜ人は怒るのか。それは「~すべき」「~すべきではない」と思っているからです。

”べき”つまり【あたりまえ】が怒りの原因です。

 

「イライラして余計なことを言ってしまった!」

「良くない態度をとって、雰囲気を悪くした!」

 

こんな後悔はありませんか?

この記事では

”べき”の考え方を誰しも持っていることを知り、どう対処すべきかを書きます。

この記事を読むと、許せる範囲が大きくなります。

 

これまでの【アンガーマネジメント】はすぐ使える『対症療法』について紹介してきました。
>>>【アンガーマネジメント】テクニックまとめ『入門 講座』『初級 講座』

怒りの原因を知らなくてもできる 『即・実践』の方法論です。

怒りや自分の心をコントロールしたいと考えたとき、その原因を知らなくてはいけません。

スポーツの試合と同じように、対戦相手(怒り)のことを知らなければ

個別性のある対策や、自分の行動の反省はできないです。

戦うのも、仲良くなるのも、相手を知るところから。

『あたりまえ』が怒りを生む

この言葉をよく使っていたら要注意
  • あたりまえ
  • 普通
  • 常識的に
  • 正しい

上のような言葉を使っていたら黄色信号です。

 

なぜかというと……

「~すべき」「~すべきではない」というのは自分だけの”べき”(あたりまえ)だからです。

人が変われば”べき”も変わります。

視点を変えれば、「常識」も「正義」も変わる。

”べき”には3つのポイントがあります

ここにボックスタイトルを入力
  1. ”べき”に正解・不正解はない
  2. 人によって程度が変わる
  3. 時代・環境で変わる

 

常識」「ふつうは」「一般的に」はあなたの”べき”であって、全人類の”べき”ではない。

「常識とは 18 歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない」

相対性理論で有名なアインシュタインの言葉です。

 

自分の心には”べき”の色眼鏡(いろめがね)・フィルターがあることを自覚していれば

【怒り】を感じたときの対応も変わってきます。

自分にとっての「あたりまえ」、”べき”のことを

コアビリーフと言います。

 

コアビリーフとは
  • 自分にとっての常識
  • 価値観
  • 信念
  • 信条

さあ、心のサングラスを外しましょう!!

自分のコアビリーフを見直す

『相手にこうあってほしい』『こうであるはず』

あなたの理想が裏切られたときに『怒り』を感じます。

  • 時間は守るべき
  • 連絡は返すべき
  • 敬語を使うべき
  • 謝ったら許すべき

「イラッ」としたときには、自分が相手に何を期待して裏切られたと感じたのか?

”べき”を見つけることが大事です!

”べき”は悪者ではない

あなたの常識”べき”は悪者ではありません。

誰にも”べき”があります。

たとえ『偏見』のコレクションでも、そこに正解・不正解はありません。

(周囲に多い”べき”の多数決や声の大きさで、正解・不正解を求められがちですが……)

長年の『偏見』『べき』はあなたにとっての真実です。

他の人にも『偏見』『べき』があるという事を理解し、受け入れる準備をしましょう。

許せる範囲を広くする

”べき”には許容範囲があります。

  • 許せる
  • まあ許せる
  • 許せない

「まあ許せる」のところで怒っていませんか?

 

自分の『怒り』の境界線を自覚すると、反射的な『怒り』が減ります。

「許せる」範囲を広くするには、まずは『怒り』を分類・自覚するところから!

「イラッ」としたら、どの範囲かな? と考えてみてください。

 

自分の”べき”は思い込みではないですか?

ポジティブな見方や別の可能性はないか探してみよう!

 

『偏見』のコレクションは見つかりましたか?

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